ペンギンの散歩は、旭山動物園の人気イベント!
ペンギンがヨチヨチかわいく散歩する姿を、子どもに見せてあげたいと考える方も多いはずです。
しかし旭山動物園があるのは豪雪地帯として知られる旭川…雪が少ない地域の方ならビビッて当然!
このブログでは、2023年1月に子ども3人を連れて旭山動物園に行ったときのことをお伝えします。
子連れでペンギンの散歩を楽しむためのコツや、冬の旭山動物園でのチェックポイントをご紹介するので、旅のプランニングにぜひお役立てください。
子連れで「ペンギンの散歩」を楽しむためのコツ4つ
2023年1月4日、北海道民もまだ冬休み中の旭山動物園に行ってきました。
それなりに混んでいた動物園で見つけた、楽しむためのコツをご紹介しますね。
散歩の期間や時間をチェック
ペンギンが散歩をスタートする時間はしっかりチェックすることが大切です。
早すぎず遅すぎず、ちょうど良いタイミングで場所取りしましょう。
1月4日時点では、開始10分前にペンギン館から近い場所を確保できました。
ちなみにたった10分間でも、極寒の屋外でじっと待つのは大変です。
とくに小さな子どもは、寒さでどんどん体力が削られるので、早すぎるスタンバイにはご注意ください。
赤いラインで囲われた散歩コースがペンギン館からスタートしているので、場所はすぐわかるよ!
散歩スタート地点は早めにゲット
ペンギンの散歩コースで、混雑するのがスタート地点です。
みんなペンギン館からペンギンたちが出てくるところが見たいのでしょう。
スタートするところをじっくり見たい方は、30分前にはスタンバイするのがおすすめです。
寒さに耐えながら待つのは思いのほか大変で、子どもの集中力もなくなりグズり始めるので、無理のない範囲で計画してくださいね。
我が家にとっては、10分の待ち時間も過酷だったよ!
スタート地点にこだわらなければ、散歩コースサイドのどこかには場所取りできるでしょう。
上の写真の通り、サイドに何重にもなって人が詰めかけているわけではありません。
「見る」と「写真撮影」のメリハリをつける
「肉眼で見る」「写真を撮る」と、メリハリをつけてペンギンの散歩を楽しむと充実します。
おすすめは、まず肉眼でペンギンたちを見て、あとでゆっくり写真撮影する順序です。
スタート地点に近いコースサイドに、あらかじめ場所取りをすることを前提とします。
そうすると、最初にペンギンが目の前を通過するときは、すぐ近くで見られることになりますね。
ペンギンとの最初の対面は、やはり肉眼がおすすめです。
ペンギンとの距離の近さに感動しますよ。
このときは余裕があれば一応写真も撮っておく、くらいにしておきます。
距離は近いのですが、高低差がないとコース対岸のお客さんが写りこみやすいのです。
ペンギンが通過したら、今度はペンギンたちを追い越して折り返し地点付近へ移動です。
2023年1月に見たときのコースは、イベントホール近くで折り返しました。
並走した通路の奥は高く、手前が低くなっています。
ペンギンの散歩は高い位置から撮影すると、他のお客さんが写りこまない写真を撮りやすいのでおすすめですよ。
どんな写真が撮りたいかは人それぞれ。
好みのアングルで撮影できる場所を下見しておくと後悔しないよ!
ゴールの見届けは裏技!?
散歩のスタートは確かに人気でしたが、ペンギンが戻っていく姿をじっくり見るのは裏技かもしれません。
今回の散歩を見ていると、ペンギン館からペンギンが出てくる瞬間にみんなテンションを上げ、コースが進むにつれて人は減っていきました。
それにゴールにまで気が回る方は少なそうなので、レアですよね。
ペンギンたちが帰ってくる前にゴール地点をゲットしておけば、ペンギン館に戻っていくところをゆっくり見られるでしょう。
スタートの場所取りと違ってスタンバイ時間が短く済むことも、ゴール見学のうれしいポイントです。
冬の旭山動物園チェックポイント
冬の旭山動物園では、厳しい寒さや天候とうまく付き合わなくてはいけません。
しっかり備えて楽しんでくださいね。
【服装】子どもはスキーウェアでオッケー!
寒い屋外での観光、子どもの防寒対策には悩みますよね。
1月の旭山動物園では、スキー場と同じような服装の子どもたちをたくさん見ました。
とくに3歳くらいまでの小さな子どもは、つなぎのウェアが多かったようです。
かわいい動物の耳がついたフードで、耳や首を寒さから守っている子もたくさんいました。
靴は当然のようにブーツです。
我が家の2歳児もそのような服装で行きました。
つなぎは冷えないところがポイントですが、脱いで調節しにくいところが短所です。
レストランで休憩するとき、上着だけ脱ぐことができないので、上半分だけ脱いだ状態で食事していました。
昼食をはさむスケジュールなら、セパレートのウェアの方が便利かもしれません。
【服装】大人は街歩き服
大人でスキーウェアを着ている方は、なかなか見かけませんでした。
ダウンにパンツなどの街歩きスタイルがなじむでしょう。
なかにはスカートの女性もいましたが、パンツにブーツが多数派です。
そして耳が冷えすぎると痛くなるので、耳当て着用を強くおすすめします。
足元は防水のスノーブーツがあれば十分でした。
スパイクまで用意する必要はなかったよ!
タイミングによっては、スキー用ゴーグルが欲しくなる吹雪のときもあったね。
見た目より防寒重視!という方はゴーグルがあれば完璧です。
冬期は西門駐車場が無料
西門は、旭山動物園を効率よく観光できる便利な入口です。
旭山動物園の看板にも「西門の目の前には、メインスポットが大集合」と書かれています。
西門前には有料駐車場がありますが、冬期は無料で駐車できるようになるのでお得でした。
冬期開園期間(2022年11月11日~2023年4月9日)は当駐車場を無料でご利用ください
冬期開園期間は当駐車場を無料でご利用ください
キリンの展示時間が短い
ペンギンの散歩が見たくて旭山動物園に来る方も、キリンは見ておきたい動物ではありませんか?
冬期、キリンの展示時間は11時~14時となっています。
ペンギンの散歩に夢中になりすぎると、うっかり見逃してしまうのでご注意ください。
雪の中で見るキリンも、不思議と絵になる…
ペンギンポストはお休み期間がある
かわいいペンギンポストがある!
このポストに投函すると、記念押印をして届けてもらえるんだよ!!
「記念押印」とは、期間限定の小型印を消印として押してもらえることです。
ペンギンの散歩を見に来た記念に、かわいい消印を押してもらえるなんてラッキー!
…ですがこのご当地ポスト、11月上旬~翌年1月上旬まで閉鎖されます。
年末年始のお休みを利用して旭山動物園に来る方はご注意ください。
ベビーカーは持ち込まない
雪が積もった旭山動物園では、ベビーカーは役立たないので持ち込まないことをおすすめします。
雪で大変なうえ、ベビーカーが荷物になってしまうでしょう。
ペンギンの散歩を見るときだって邪魔になるはずです。
小さい子どもの体力が持つ時間だけ動物園を楽しむようにすることが大切ですね。
2~3歳くらいの微妙な年齢だとベビーカー持ち込みは悩むものですが、雪国では潔くあきらめるのがおすすめです。
冬期は閉館時間が早い
旭山動物園の冬期開園は2022年11月11日~2023年4月9日
冬期の開園時間は10時30分~15時30分
17時すぎまで開園している時期と違って、冬期は閉園時間が早いので計画的に観光することが大切です。
14時半スタートのペンギンの散歩を見ると、その1時間後には閉園時間となってしまいます。
我が家もゆっくりペンギンと散歩を楽しんでいたら、あっという間に1時間たってしまいました。
「あの動物も見たかった」「ゆっくりお土産を選びたかった」とならないよう、優先順位を決めて楽しんでくださいね。
まとめ
ペンギンの散歩は、旭山動物園で冬だけ楽しめる特別なイベントです。
タッチできるわけではありませんが、すぐ目の前で歩くキングペンギンを見る機会はなかなかありません。
鳴き声を上げたり、腹ばいになったりするキングペンギンを間近で見れば、気分は南極へひとっとび!
特別な思い出を、豪雪の旭山動物園で作ってくださいね。