京阪電車の駅にはスタンプが設置されているらしい…
せっかくだから近畿の観光を楽しみつつ、オシャレなスタンプラリーがしてみたいと思いませんか?
しかもお得に旅できたらうれしいですよね。
この記事では、スタンプラリーの内容や一日乗車券、京阪沿線の穴場観光スポットについてご紹介します。
スタンプラリーだけなら一日乗車券は不要だった
京阪電車の駅スタンプを集めたいんだけど、一日乗車券があった方が良いかな?
単純に駅スタンプを集めるだけなら一日乗車券は必要ありませんでした。
これは2023年春、張り切って一日乗車券を買って京阪電車の駅スタンプラリーをしてきてわかったことです。
たいてい改札横のけいはんインフォステーションに入ると、駅スタンプが置いてありました。
もし見当たらなかったら、駅員さんに聞けばすぐに教えていただけますよ。
改札の出入りがなければ、電車を乗り降りするたびに切符を買う必要がありません。
もちろんICカードの残高が減ることもありませんね。
なおスタンプの設置場所は、鉄道や駅によって差があるのでイベントの都度確認が必要です。
例えばJRは、改札外にスタンプが設置されている駅、京阪のように駅員さんにお借りして改札内で押印できる駅の両パターンがありました。
もちろん、ICカードや淀屋橋駅(出町柳駅→淀屋橋駅までラリーする場合)までの切符は持っていないとダメだよ。
淀屋橋駅(ラリー最終)まで行ったら改札を出よう!!
京阪の駅スタンプについて
ここで京阪電車の駅スタンプについての詳細を確認してみましょう。
どんなスタンプ?
京阪電車では、和テイストでおしゃれな駅スタンプを押し鉄できます。
各駅の観光名所などがデザインされており、六角形の枠で統一されていることが特徴です。
赤色で情緒ある絵柄のスタンプは、日本の伝統的な観光スポットにぴったり。
よく見ると両サイドには前後の駅名が記されていて、路線図がモチーフになっているようですね。
スタンプは全12種類なので、コンプリートも難しくないでしょう。
- 色:赤色
- 総数:12個
- 景品:なし
スタンプ設置駅はどこ?
京阪電車の駅スタンプは、本線・鴨東線の特急が停車する駅に設置されています。
京阪電車の特急は昼間なら1時間に4本くらい走っているので、待ち時間はそれほどなくどんどんスタンプを集められますよ。
スタンプの状態は?
京阪の駅スタンプの状態は、とても良好でした。
スタンプ本体の保存状態が良く、スタンプ台のインク量もしっかりしているのでキレイに押印できます。
むしろ力を入れすぎると滲むので、加減する必要があるくらいです。
やはりスタンプセットが駅員さんの目が届く場所にあると、マナーが守られるようですね。
「京阪電車オリジナルスタンプ帳」について
京阪電車オリジナルスタンプ帳は、京阪の駅スタンプ専用のスタンプ帳として販売されていますが…
中身は、白紙に日付と場所の記入欄があるのみなので、それほど「専用感」はありません。
滋賀県方面から京津線でアクセスするなら三条駅。
京都駅を通るルートなら京都タワーでスタンプ帳を購入すると、効率よくラリーを始められます。
少しでも時間を節約したいなら、e-kenetマーケットという通販サイトであらかじめ購入しておくのがおすすめです。
送料800円はかかるものの、出発前からスタンプ帳を持っていれば、スムーズにスタートできますよ。
スタンプ帳のお値段は800円…少々コスパが気になるところですが、販売場所に行く手間は省けます。
(e-kenetマーケットは5000円以上お買い物すれば送料無料)
所要時間
京阪駅スタンプを12種類すべて集めるのにかかる時間は、2時間ちょっとです。
これは周辺観光やトイレ休憩を挟まずに、ひたすらスタンプを押すことだけを繰り返したときの所要時間。
ちなみにスタンプを押すのにかかる時間は10分として計算しています。
少しゆったり集めたとしても、3時間はかからないと思われます。
京阪駅スタンプは特急停車駅に設置されているから、どの電車に乗っても移動できて効率的!!
電車の待ち時間をかけずに回れるのはうれしいね!
一日乗車券があれば周辺観光も!チケットはお得にゲット!!
ひたすらに駅スタンプを集めても楽しめますが、観光もして回るのがおすすめの楽しみ方です。
そんなとき一日乗車券があるとお得に観光できます。
とくに京阪の特急停車駅は、ステキな観光スポットがあるところが多いので飽きませんよ!
一日乗車券を買うと、せっせと下車しちゃう…
だって、もったいないもんね~
楽しめる穴場の下車駅①出町柳駅
京都の有名観光スポットは何度も行ったし、混んでるよね~
そんな方におすすめしたい、少し穴場の観光スポットをご紹介します。
まず1つめは出町柳駅。
出町柳駅では、本線(鴨東線)から叡山電車に乗り継ぐことができます。
この叡山電車の出町柳駅が、レトロな雰囲気でかわいい駅なのです。
電車が到着してお客さんが降りてくるタイミングは混みますが、そのとき以外は落ち着いて駅観光を楽しめるでしょう。
乗り継がなくても、出町柳駅をみるだけでも楽しめますよ。
叡山電車に少し乗って「味見」するなら、行先に茶山・京都芸術大学駅はいかがでしょうか。
茶山・京都芸術大学駅の、ネコちゃんの像を見て帰ってくるとかね!ほっこり。
「茶山・京都芸術大学駅」という駅名は、実は2023年4月1日からスタートしたものです。
それ以前は茶山駅でした。
同年秋には、駅のリニューアルが予定されているようなので、再訪したいと思っています!
参考:PR TIMES「叡山電鉄と京都芸術大学が沿線地域のまちづくり、教育・研究・文化力向上を目的に包括連携協定を締結。叡山電車沿線が京都芸術大学のクリエイターによって生まれ変わります。」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000245.000026069.html2023年7月15日
楽しめる穴場の下車駅②中書島駅
中書島駅近くには春にとくにおすすめのスポット、宇治川派流エリアがあります。
桜の季節に行くと、とても風情ある景観を楽しめることがポイントです。
なかでも運河沿い建つ月桂冠大倉記念館と桜のコラボはイチオシ。
ここでは十石舟という遊覧船に乗って、運河から街並みを楽しむのが人気なのですが…
乗船する時間の余裕がなくても、運河沿いを歩けるようになっているのでそこから眺めるだけでも十分に楽しめますよ。
それなりに人はいたけど、清水寺みたいな超人気のスポットに比べるとかなり穴場だったよ!
まとめ
京阪電車の駅スタンプラリーでは、古都の美しさを感じさせるオシャレなスタンプを押し鉄できます。
見返したときに土地の雰囲気を感じられるのが、スタンプの醍醐味ですよね。
半日あればコンプリートを目指せる手軽さも、京阪駅スタンプラリーの魅力です。
押し鉄に集中するも良し、観光しながらのんびり押し鉄するも良し…
ただし観光しながらだと楽しくなりすぎて、日帰りでは納まらなくなるかもしれませんよ!