【旭川~稚内モデルコース】6泊7日子連れの道北コースと費用をご紹介

北海道

これは、2歳児1人を含む家族5人で2022年8月に行った、北海道旅行についてご紹介するブログです。

北海道のほぼ中央にある旭川から北上して稚内を目指す、王道も穴場も楽しめる旅でした。

子連れでの道北旅行のリアルなコースや、実際に費用がどれくらいかかったか、詳しくお伝えするので参考にしてくださいね。

旅くらげ
旅くらげ

子どもが2歳になる前に北海道旅行がしたいな!

旅きりん
旅きりん

いまのうちに少し特別な場所へ行っておきたいんだけど、予算が不安…

LCCを利用したお得な旅行は、子どもが大きくなってもしやすいものです。

LCCで旅行するのが難しい場所こそ、子どもが2歳のうちに楽しみましょう!

かかった費用は?

今回の北海道旅行への出発地は愛知県のセントレアです。

「旭川空港着→美深で1泊→稚内発」のコースを6泊7日5人家族で旅すると…

総額404,150円でした。

旅きりん
旅きりん

けっこうするね…

内訳を以下でご紹介しますね。

フライト費用

日程航路料金
2022年8月18日セントレア→旭川空港106,720円
2022年8月24日稚内→新千歳→セントレア91,760円
合計198,480円
大人2人、小学生2人、2歳児1人でのフライト料金

宿泊費用

日程宿泊施設料金
2022年8月18日TKD HOUSE 旭川1泊18,000円
2022年8月19日びふかアイランドログコテージ1泊18,300円
2022年8月20日~23日宗谷ふれあい公園ロッジ4泊49,800円
合計86,100円
大人2人、小学生2人、2歳児1人での宿泊料金

タイムズカーレンタル(日産セレナ)費用

項目料金
基本料金127,600円
割引料金(注1)-31,900円
ワンウェイ料金(注2)11,000円
補償料金0円
チャイルドシート1つ1,000円
ジュニアシート2つ1,000円
消費税10,870円
合計119,570 円
2022年8月18日~24日まで7日間レンタルの料金

(注1)ピッとGo利用割引

(注2)今回は旭川でレンタルして稚内で乗り捨てるワンウェイプラン

たびらいレンタカー予約で、ぴったりの車種を見つけてくださいね!

6泊7日の大まかなコースをご紹介

6泊7日あれば、ヨーロッパ旅行にも行けます。

そんな長期日程で北海道の道北を旅行すると、どんなコースになるのか。

2歳児を含む5人家族は、どんなところに宿泊するのが便利なのかをご紹介します。

【1日目】到着・美瑛観光

2022年8月北海道旅のお供はセレナ

あらかじめ予約しておいたセレナを、タイムズカー旭川空港前店でレンタルしました。

小学生2人用にジュニアシート2つ、2歳児用にチャイルドシート1つをオプションでつけています。

旭川空港まで送迎車が来てくれて、あっという間にお店に連れて行ってくれますよ。

送迎車は、我が家5人と他の3人家族が乗っていっぱいになる大きさの車でした。

空港近くにあるレンタカー店舗から、さっそく美瑛観光に出発します。

王道スポット、「セブンスターの木」「ケンとメリーの木」は、記念撮影をしてサッと終了です。

「青い池」は天候によって、色がかなり変わります。

このときは天候が不安定だったため、透明度の低いグリーンでした。

当日、駐車場には「今日は青くありません」との案内があったので、実力どおりの青い池でないことは確かなようです。

SNSで事前に色情報を見るなどして、青くないなら観光せずカットするのもアリかもしれません。

いっぽう「四季彩の丘」は、花が咲いていればご覧のとおりの色彩です。

1泊目はアパートメントタイプのホテル

1泊目の旭川滞在は、「TKD HOUSE 旭川」です。

古いアパートをリノベして宿にしているようで、まるで旭川の住人になったような体験ができました。

ベッドは5人宿泊に十分なだけあり、ワンフロアなのにトイレは2つあります。

8月下旬に1泊して、18,000円でした。

【2日目】旭山動物園・宗谷本線沿いに北上

9時半の開園に合わせて旭山動物園へ

旭山動物園」は、旭川に来たなら絶対に外せない観光スポットです。

時短で観光…と思っていても、来園するのが初めてなら3~4時間は予定しておきましょう。

時短観光の予定で行ってもテンションが上がって、思いのほか時間がかかるものです。

比布神社

旭山動物園内でランチを済ませ、宗谷本線に沿って北上します。

旭川の次は、比布(ぴっぷ)です。

観光スポットがたくさんあるわけではありませんが、少しゆっくり観光すると味わいのある場所です。

2022年8月19日なぜか休館だった羊と雲の丘

比布の次は和寒を少し観光して、士別へ。

士別は羊のまち、素通りせずに羊を見ることにしました。

しかしなぜか「羊と雲の丘」は休館で、羊たちは小屋にしまわれていました。

売店や食堂の建物が閉まっているので、必然的に時短観光です。

2泊目は温泉施設併設のコテージです

森林公園びふかアイランドというキャンプ場に、ログコテージがあります。

このコテージには、なんと温泉がひかれていました

敷地内に温泉施設がありますが、小さな子連れなら部屋で温泉に入れた方が便利です。

8月下旬に1泊して1棟18,000円、それに入湯税150円×大人2人分を加えた18,300円でした。

【3日目】美深観光・稚内までの秘境駅めぐり

美深の「トロッコ王国」では、エンジン付きトロッコの運転を、約40分間体験できます。

屋根のないトロッコなので、天候が怪しいときはレインコートがあると安心です。

我が家が行ったときはそれなりの雨で、着替えが必要なほどびしょ濡れになったのでした…

雨のなかトロッコを強行して冷えたからだを、音威子府そばで温めます。

そして秘境駅としてある意味有名な、ぬかなん駅を訪ねました。

ほかにも現在は廃駅になった歌内駅や、「道の駅てしお」などに寄りつつ…

どんどん宗谷本線沿いに北上して、オロロンラインにある「オトンルイ風力発電所の風車」を見ます。

風の音と風車が回る大きな音、ひたすらの大草原は何度見ても異世界の雰囲気です。

稚内市に入り、抜海駅と「抜海神社」を観光して、この日の宿を目指しました。

「宗谷ふれあい公園」にあるロッジに、この日から4泊します。

この公園は広大で、敷地内にはオートキャンプ場やグラウンドなどが整っています。

オートキャンプ場にはたくさんのキャンピングカーが宿泊していて、とても楽しそうでしたが…

小さな幼児を含む子連れ家族には、やはりロッジが安心でした。

このロッジは時期や曜日によって、細かく料金設定が変わります

ちなみに8月下旬に4泊(土日を含む)して、49,800円でした。

【4日目】幌延・豊富方面の観光

日本最北端の地に来たことを実感するため、改めて稚内駅に来ました。

最北の駅を踏破したあとは、再び南下して幌延・豊富観光です。

「トナカイ観光牧場」でトナカイとの触れ合いを楽しみ、「サロベツ原生花園」の大自然を堪能します。

「サロベツベニソン」では低脂肪でたんぱくな味わいが魅力の鹿肉を、お得に買うことができます。

実際に行ってみるとかなりディープな雰囲気で少々たじろぎますが…

鹿肉が好きで、サロベツに行った方にはぜひ勇気を出して訪れてほしいスポットです!

【5日目】クッチャロ湖・最北端観光

宗谷ふれあい公園のロッジからオホーツク海岸を通り、猿払を過ぎ、浜頓別方面へ出かけます。

「クッチャロ湖」観光を楽しんで稚内方面への帰路、直線道路として有名な「エサヌカ線」を通りました。

本当に清々しいほどの直線ドライブを楽しめるのでおすすめです。

稚内へ戻ったら、「宗谷岬」周辺の最北端観光をします。

どれも広大な絶景を楽しめるスポットですが、「ウインドファーム」も「白い道」も、宗谷岬からアクセスのよい場所にあるので効率よく観光することができますよ。

日本最北端のガソリンスタンドで給油をすると、すてきなプレゼントがもらえます(2022年8月時点)。

そして稚内市街地には日本最北マクドナルドもあるので、ぜひ立ち寄ってみましょう。

「ノシャップ岬」まで行き、閉館間際の「ノシャップ寒流水族館」をサラッと観光してこの日は終了です。

【6日目】稚内をのんびり観光

「副港市場」では新鮮な海鮮グルメを楽しめます。

イートインのお店ももちろんありますが、食材売り場も充実しているので、コテージに宿泊しているなら調理して食べるのも楽しのでは?

今回はイートインメインの「てっぺん食堂」というお店で海鮮丼をテイクアウトしたり、素材のままのウニを市場で購入したりして、コテージでランチにしました。

ランチのあと稚内観光を再開して、「稚内公園」に行きました。

「氷雪の門」がある丘からは、稚内の街を一望することができます。

この日の観光は、だいたいこの辺りでひと段落です。

続いて「ララプラザ」というスーパーに入っている「稚内牛乳」でソフトクリームを食べ、夜の食材を買ってコテージに帰ります。

コテージでBBQの予定でしたが思いのほか強風だったため、ビジターセンターのBBQルームをお借りして楽しみました。

早く食べ終えて飽き始める子どもたちには、同じ建物にある屋内遊戯場で遊んでいてもらいましょう。

【7日目】稚内観光・稚内空港から出発

帰りのフライトは夕方なので、それまで稚内で遊びます。

宿泊していた稚内公園にある冒険広場で、子どもたちは遊具遊びをしたり、スタンプラリーを楽しんだりしました。

このスタンプラリーは一筋縄ではいかない本格的なもので、遊びながら集めて約2時間近くかかりました。

今回の旅行を締めくくるのは、有名な「樺太食堂」のウニ丼と「防波堤ドーム」です。

帰りの便は17:10発だったので、最終日もかなりゆっくり市内観光ができました。

稚内市街地周辺なら無理なく観光できます。

まとめ

もっとあれこれ回れそうなのに…と感じますか?

北海道はスケールが大きな土地であること、子連れであること考えると、できるだけゆとりある旅程がおすすめです。

とくに北海道の広大さには注意が必要です。

地図だとすぐそこに見えますが、実際は短時間で移動できるものではないかもしれません。

今回の旅では稚内に4泊しました。

このようにどこかで少し長めに滞在すると、じっくり楽しめるし体力的にも楽なのでおすすめです。

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